光冠・光環(読み)こうかん

精選版 日本国語大辞典 「光冠・光環」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん クヮウクヮン【光冠・光環】

〘名〙
高積雲など均質な雲におおわれた太陽や月の周囲に見られる光の輪。内側はすみれ色、外側赤色を呈する。太陽や月の光が雲の細粒によって回折するために起こる。コロナ。また、土星の輪。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉九「土星一千余倍 八個の月あり。又光環(クヮウカン)二層あり」
② 太陽のコロナのこと。

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