北方政策[大韓民国](読み)ほっぽうせいさく[だいかんみんこく]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北方政策[大韓民国]」の意味・わかりやすい解説

北方政策[大韓民国]
ほっぽうせいさく[だいかんみんこく]

積極的に社会主義諸国との関係改善をはかるという韓国の外交政策ノ・テウ (盧泰愚) 大統領が 1988年に発表した7・7宣言で,ソ連や中国をはじめ社会主義諸国との関係改善をはかる方針表明,同年9月に開かれたソウルオリンピック契機として東欧諸国と接触,経済実績を背景として経済交流を中心に関係改善をはかった。 88年 10月 25日ハンガリーに常駐代表部を設置したのを皮切りに,次々と東欧諸国と国交樹立,90年9月 30日にはソ連,さらに 92年8月 24日には中国と国交を樹立した。

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