十輪院内府記(読み)じゅうりんいんないふき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十輪院内府記」の意味・わかりやすい解説

十輪院内府記
じゅうりんいんないふき

『塵芥記』ともいう。室町時代,内大臣中院通秀の日記自筆部分を含めて,文明9 (1477) ~長享2 (88) 年の記事伝存するが,途中欠脱が多い。年中行事和歌,連歌会関係記事が中心であるが,家領 (加賀国額田荘ほか) 経営などに関する社会経済史的に重要な記述も含まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android