嘉麻峠(読み)かまとうげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「嘉麻峠」の意味・わかりやすい解説

嘉麻峠
かまとうげ

福岡県中部,嘉麻市東峰村の間の峠。標高 500m。三郡山地英彦山地との境界部にあり,遠賀川水源一つをなす。古来,遠賀川流域と大分県日田地域を結ぶ交通要所

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世界大百科事典(旧版)内の嘉麻峠の言及

【三郡山地】より

…福岡県中央部,直方(のうがた)平野と福岡・筑紫(つくし)両平野の間に位置する弧状の山地。北部は玄界灘に没し,南東部は嘉麻(かま)峠(500m)をへだてて火山岩からなる英彦(ひこ)山に続く。最高峰は山地のほぼ中央部,粕屋(かすや),筑紫(ちくし),嘉穂(かほ)の3郡の境に位置する三郡山(936m)で,ここから北に向かってしだいに高度を下げ,犬鳴(いぬなき)峠,三坂峠(170m)などに分断されている。…

※「嘉麻峠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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