英彦山地(読み)ひこさんち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「英彦山地」の意味・わかりやすい解説

英彦山地
ひこさんち

福岡県大分県の境をなす山地標高 1200mの英彦山主峰に,釈迦ヶ岳(844m),岳滅鬼山(がくめきさん。1037m),鷹ノ巣山(979m),犬ヶ岳(1131m)などからなる。いずれも新第三紀に噴出した溶岩台地が浸食されて生じたもので,奇岩怪峰に富み,耶馬日田英彦山国定公園に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の英彦山地の言及

【英彦山】より

…福岡県の南東部田川郡から大分県の北西部下毛郡にかけて位置する英彦山地の主峰で,標高1200m。主として新第三紀後期~第四紀の火山岩からなり,標高約800mまでは筑紫溶岩で,その上に輝石安山岩をのせている。…

※「英彦山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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