字華(読み)チーハー

デジタル大辞泉 「字華」の意味・読み・例文・類語

チーハー【字華】

《〈中国語〉》36種の熟語を記した紙を配り、胴元の伏せた熟語を予想するとばく。中国本土で流行し、明治期、日本にも伝わった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「字華」の意味・読み・例文・類語

チー‐ハー【字華】

〘名〙 (中国語から) 中国の賭博(とばく)一つ。三六個のことばを記した罫紙を配り、胴元の伏せたことばを当てさせる。当たると賭け金の三〇倍がもらえ、はずれると賭け金は胴元に返す。明治時代横浜神戸の華僑居留区からはやり出した。
東京日日新聞‐明治二〇年(1887)五月一四日「居留地の支那館にて興行するチイパアの札を買ひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android