デジタル大辞泉
「御は文字」の意味・読み・例文・類語
お‐はもじ【▽御は文字】
《「は」は「はずかし」の第1文字》恥ずかしいこと。
「―ながら此の子が参ったしるし」〈浄・手習鑑〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
お‐はもじ【御は文字】
〘形動〙 (「お」は
接頭語。「は
もじ」は、「はずかし」の
後半を略し、「文字」を添えたもの) 恥ずかしいことの意の
女房詞。
※
咄本・山岸文庫本昨日は今日の
物語(1614‐24頃)「大人げなき親をもち、御はもじに
御座候へども」
おはもじ‐さ
〘名〙
おはもじ‐・い【御は文字】
〘形口〙 (「おはもじ」を
形容詞化した語) 恥ずかしい。
※
狂歌・続家つと(1729頃)「
金山に寄せて祝ひし言の葉はありがたいやらおはもしいやら」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報