微服(読み)ビフク

デジタル大辞泉 「微服」の意味・読み・例文・類語

び‐ふく【微服】

[名](スル)人目につかないよう、身なりをやつすこと。
中将―して山里り暮らし」〈蘆花不如帰

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精選版 日本国語大辞典 「微服」の意味・読み・例文・類語

び‐ふく【微服】

〘名〙 身なりをやつすこと。人目を忍ぶ服装をすること。
聖徳太子伝暦(917頃か)下「隋使入京〈略〉迎椿市之街。太子微服而看」 〔孟子‐万章上〕

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普及版 字通 「微服」の読み・字形・画数・意味

【微服】びふく

衣服をかえる。しのびの姿。〔孟子、万章上〕孔子、魯・衞にばれず。宋の桓司馬の將(まさ)に(むか)へて之れをさんとするにひ、して宋に(よぎ)る。是の時、孔子阨(やく)に當れり。

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