忠鉢繁(読み)ちゅうばち しげる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「忠鉢繁」の解説

忠鉢繁 ちゅうばち-しげる

1948- 昭和後期-平成時代の気象学者。
昭和23年7月9日生まれ。50年札幌気象台から高層気象台にうつり,オゾン観測にとりくむ。57年第23次南極観測越冬隊員となり,59年南極上空のオゾンホール存在を世界で初めて発表。フロンガス全廃へのきっかけをつくった。平成5年吉川英治文化賞。北海道出身。北大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android