怪誕(読み)カイタン

デジタル大辞泉 「怪誕」の意味・読み・例文・類語

かい‐たん〔クワイ‐〕【怪誕】

[名・形動]《「誕」はいつわりの意》奇怪で、つかみどころのないこと。また、そのさま。でたらめ。
教祖記録は―にして信ずるに足らずとせり」〈中村訳・自由之理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怪誕」の意味・読み・例文・類語

かい‐たん クヮイ‥【怪誕】

〘名〙 (形動) (「誕」はいつわりの意) 奇怪で、でたらめなこと。また、そのさま。
史記抄(1477)一七「さのみ怪誕なる事をこそ不記とも一向に略しことはないとて、補て伝を作たぞ」 〔韓愈‐遊青龍寺贈崔大補闕詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「怪誕」の読み・字形・画数・意味

【怪誕】かい(くわい)たん

でたらめ。唐・韓青竜寺に遊ぶ~〕詩 忽ちく、顏色の稚(せうち)(若々しさ)に變ずるに 卻つて信ず、靈仙の怪に非ざるを

字通「怪」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報