悦予(読み)えつよ

精選版 日本国語大辞典 「悦予」の意味・読み・例文・類語

えつ‐よ【悦予】

〘名〙 喜び楽しむこと。悦楽満足
本朝無題詩(1162‐64頃)一・賀大極殿新成〈藤原有信〉「経始黎民皆悦予、明王在上徳無偏」
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三「雷声、とほくふるひて、衆をして、悦予(エツヨ)(〈注〉ヨロコハ)せしめ」 〔後漢書‐何敞伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「悦予」の読み・字形・画数・意味

【悦予】えつよ

よろこび楽しむ。漢・班固両都の賦の序〕武・宣の世に至りて、乃ち禮官を崇び、を考へ、~廢を興しを繼ぎ、鴻業潤色す。是(ここ)を以て衆庶豫し、應尤もんなり。

字通「悦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android