憂戚(読み)ユウセキ

デジタル大辞泉 「憂戚」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せき〔イウ‐〕【憂戚】

うれい悲しむこと。
艱難―は妾等が身に蝟集す」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「憂戚」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐せき イウ‥【憂戚】

〘名〙 悲しんで心を痛めること。
童子問(1707)下「心多憂戚、或世事違忤、強欲排遣而不能」 〔呉志‐諸葛瑾伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「憂戚」の読み・字形・画数・意味

【憂戚】ゆう(いう)せき

うれい。憂。〔水滸伝、一一〇回〕詞中の、甚だ悲哀憂戚の思ひり。宋江心中鬱鬱(うつうつ)として樂しまず。

字通「憂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android