指句(読み)サシク

デジタル大辞泉 「指句」の意味・読み・例文・類語

さし‐く【指句】

連句の席で、月の句・花の句などの要所に当たったときなど、宗匠座中一人を指名して付句をさせること。また、その句。

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精選版 日本国語大辞典 「指句」の意味・読み・例文・類語

さし‐く【指句】

〘名〙 連歌俳諧席上で、宗匠から指名されて付ける句。月・花・恋などの重要な句の場合に、一座様子を見て、宗匠が特に指名する。〔俳諧・誹諧名目抄(1759)〕

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