挙家(読み)キョカ

デジタル大辞泉 「挙家」の意味・読み・例文・類語

きょ‐か【挙家】

一家の者全部。
「或は―遠方に移住し」〈福沢福翁百話

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「挙家」の意味・読み・例文・類語

きょ‐か【挙家】

〘名〙 家内残らず。うちじゅう。一家全体。全家。多く、副詞的に用いられる。
※小津桂窓宛馬琴書簡‐天保三年(1832)八月一一日「漸赴秋冷候処、挙家彌御清福可御起居、奉賀候」 〔蘇轍‐為兄軾下獄上書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「挙家」の読み・字形・画数・意味

【挙家】きよか

一家あげて。宋・轍〔兄軾の獄に下るが為に上(たてまつ)る書〕今は竊(ひそ)かに其の罪を得て捕せられ、獄に赴くを聞き、家を擧げて號し、憂ひ測られざるに在り。

字通「挙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android