摺袴(読み)スリバカマ

デジタル大辞泉 「摺袴」の意味・読み・例文・類語

すり‐ばかま【××袴】

ヤマアイツキクサなどの汁をすりつけて、模様を染め出した袴。神事の際や舞人が用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摺袴」の意味・読み・例文・類語

すり‐ばかま【摺袴】

〘名〙
① 種々の模様を摺り出した袴。
② 神事の青摺の袍(ほう)に付属する袴。祭の使、舞人(まいうど)陪従(べいじゅう)などは箱型の文様藍摺(あいずり)にしてつがり袴に用いる。〔小右記‐天元五年(982)二月二〇日〕

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