青摺(読み)あおずり

精選版 日本国語大辞典 「青摺」の意味・読み・例文・類語

あお‐ずりあを‥【青摺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あいずり(藍摺)
    1. [初出の実例]「供奉歌垣、其服並著青摺細布衣、垂紅長紐」(出典:続日本紀‐宝亀元年(770)三月二八日)
  3. あおずり(青摺)の衣(きぬ)」の略。
    1. [初出の実例]「小斎親王以下皆青摺袍。五位以上紅垂紐〈浅深相副〉」(出典:延喜式(927)七)
    2. 「あをすりのそでぐちをかし」(出典:中務内侍(1292頃か)弘安一〇年一二月五日)
  4. きのこ「はつたけ(初茸)」の異名。〔和訓栞(1777‐1862)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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