旭烈兀(読み)フラグ

デジタル大辞泉 「旭烈兀」の意味・読み・例文・類語

フラグ(Hūlāgū)

[1218~1265]イル‐ハン国の祖。在位1258~1265。チンギス=ハンの末子トゥルイ三男イランシリアを侵略し、都をタブリーズに定めて、イルハン国を創始した。
[補説]「旭烈兀」とも書く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「旭烈兀」の意味・読み・例文・類語

フラグ【旭烈兀】

蒙古イル汗国の創始者(在位一二五八‐六五)。憲宗(モンケ)の弟。ペルシア攻略などを行ない、憲宗の死後、イランにイル汗国をたてた。ウルミア湖中の一島にシャーフー城を築くとともに天文台宮殿仏寺などを建設した。(一二一八‐六五

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android