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タブリーズ タブリーズ Tabrīz

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タブリーズ
タブリーズ
Tabrīz

イラン北西部,東アゼルバイジャン州の州都。古代名タウリス Tauris。テヘランの北西約 530kmに位置する。3世紀にアルメニア王の都となり,その後たびたび地震で破壊された。13世紀にはモンゴルの侵入を受けたが,その後ガーザーン・ハントルクメン人の都として繁栄。

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デジタル大辞泉の解説

タブリーズ(Tabrīz)

イラン北西部の都市。東アーザルバーイジャーン州の州都。アゼルバイジャン地方の中心都市であり、アゼルバイジャン人が多く居住する。ササン朝ペルシア時代に建設されたと考えられ、東西交易の要衝として栄えた。20世紀初頭にはイラン立憲革命の中心地になった。人口、行政区140万(2006)。

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百科事典マイペディアの解説

タブリーズ

イラン北西部の都市。アゼルバイジャン地方の商工業の中心地で,またイラントルコを結ぶ交通の要地。絨緞(じゅうたん)の産地。紡績・皮革・食品工業もある。乾果の産でも有名。

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世界大百科事典 第2版の解説

タブリーズ【Tabrīz】

イラン北西部の都市。東アゼルバイジャン州の州都。人口85万2296(1982)。テヘランから628km,テヘランとジョルファを結ぶ鉄道が通る。標高1360m,サハンド山の麓に位置し,年降水量は286mm。冬は積雪をみ,寒さが厳しいが,夏はしのぎやすい。トルコ系の住民が多く,アゼリー(アゼルバイジャン語)と称するトルコ系言語を話す。東西交通の要衝を占めており,東にはカズビーン,北にはジョルファ,北西にはトラブゾンに道路が通ずる。

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大辞林 第三版の解説

タブリーズ【Tabrīz】

イラン北西部の都市。ペルシャ絨緞じゆうたんの産地。一三世紀にはイル汗国の首都として繁栄。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タブリーズ
たぶりーず
Tabrz

イラン北西部、東アゼルバイジャン州の州都。サハンド山の山麓(さんろく)、標高1362メートルの高地に位置する。人口119万1043(1996)。年降水量は285ミリメートル、冬は寒く降雪をみるが、夏はしのぎやすい。テヘランの北西628キロメートル、イランとアナトリア地方を結ぶ交通の要衝を占め、テヘランとアゼルバイジャン、アルメニアとの国境にあるジョルファを結ぶ鉄道が通じる。トルコ系住民が多く、アゼリーと称するトルコ系言語を話す。地震帯に位置するため何度も震災を受け、たとえば1042年には4万人が死亡したと伝えられている。また1866年にはコレラが流行し、10万人の死者を出した。じゅうたんの集散地として知られる。[岡正孝]

歴史

イランからアナトリア、ジョージア(グルジア)に通じる交通の要地にあったが、本格的に発展したのはイル・ハン国(1258~1353)の首都となってからである。ラシード・ウッディーン(1247?―1318)の建設した新市街だけでも、3万軒の家、24のキャラバンサライ(隊商宿)、1500軒の店があり、400人の法学者、神学者がいたという。商都であると同時に文化の中心地としての性格は、現在まで変わっていない。住民のトルコ化が進行したのも、セルジューク朝時代ではなく、イル・ハン国期であったと考えられる。アク・コユンル、カラ・コユンルの首都となり、カージャール朝(1779~1925)時代にはイラン最初の印刷所が置かれた。立憲革命期には反政府蜂起(ほうき)があり、運動の拠点となった。第二次世界大戦後、東アゼルバイジャン州の州都となり、イランの主要都市の一つとして現在に至っている。[清水宏祐]

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世界大百科事典内のタブリーズの言及

【印刷】より

…モンゴルは欧亜にまたがる大帝国を建てたが,モンゴルとヨーロッパが文化的に密接に接触した2ヵ所の都市があった。その1ヵ所はイル・ハーン国の主都であったペルシアのタブリーズであった。ここではイタリアを中心としたヨーロッパ諸国とのあいだに公式な交渉があり,各国の代表部が置かれ,しばしば使節が派遣された。…

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