春蓼(読み)ハルタデ

デジタル大辞泉 「春蓼」の意味・読み・例文・類語

はる‐たで【春×蓼】

タデ科一年草。畑や湿地に生え、高さ30~60センチ。茎は紅紫色、葉は長楕円形で表面黒斑がある。春、紅紫色のがくをもつ白い小花を穂状につける。はちのじたで。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「春蓼」の意味・読み・例文・類語

はる‐たで【春蓼】

〘名〙 タデ科の一年草。各地の湿地に生える。高さ二〇~六〇センチメートル。茎は紅紫色を帯び肉質でやや太い。葉は細長い披針形で長さ六~一二センチメートル。托葉はさや状で縁に細毛を散生する。花期はタデ類中最も早い。四月ごろから淡紅色の小花が密な穂状につく。花穂は長さ三~五センチメートルで、直立する。漢名馬蓼。はちのじたで。《季・春》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「春蓼」の解説

春蓼 (ハルタデ)

学名Persicaria vulgaris
植物。タデ科の一年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android