暹羅屋勘兵衛(読み)シャムロやかんべえ

精選版 日本国語大辞典 「暹羅屋勘兵衛」の意味・読み・例文・類語

シャムロや‐かんべえ ‥カンベヱ【暹羅屋勘兵衛】

江戸時代の貿易家。近江八幡の生まれ。シャムタイ)と交易を営み、シャムロ染めを創始。永祿九~慶安二年(一五六六‐一六四九

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「暹羅屋勘兵衛」の解説

暹羅屋勘兵衛 しゃむろや-かんべえ

1566-1649 織豊-江戸時代前期の商人
永禄(えいろく)9年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)八幡(はちまん)町の人。鎖国前にシャム(タイ)と交易し,シャムの染色技法をならい,更紗(さらさ)の一種暹羅染(シヤムぞめ)を創始。屋号の暹羅屋は明治までつづいた。慶安2年4月3日死去。84歳。姓は岡地。名は貞政。

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