村山大島紬(読み)むらやまおおしまつむぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「村山大島紬」の解説

村山大島紬[染織]
むらやまおおしまつむぎ

関東地方東京都地域ブランド
武蔵村山市・西多摩郡瑞穂町・昭島市で生産されている。1920(大正9)年頃、綿織物の村山紺絣と絹織物の砂川太織があわさって、絹織物としての村山大島紬が誕生した。すべての工程手作業でおこなわれる緻密な織物。東京都伝統工芸品。1975(昭和50)年2月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「村山大島紬」の解説

村山大島紬

東京都武蔵村山市、昭島市などで生産される織物。本場大島紬を模して作られた先染め平織りの絣の織物で、国の伝統的工芸品に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の村山大島紬の言及

【村山大島】より

…村山大島紬,村山大島絣ともいうが,紬織でなく絹糸織絣の一種。着尺,羽尺用で,本場大島を模して作られた。…

※「村山大島紬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android