杵屋勝五郎(初代)(読み)きねや かつごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵屋勝五郎(初代)」の解説

杵屋勝五郎(初代) きねや-かつごろう

?-1839 江戸時代後期の長唄三味線方。
初代杵屋和吉(わきち)の門弟。杵勝(きねかつ)派の祖。文化9年立三味線にすすみ,天保(てんぽう)のころにかけて活躍。のち勝左衛門と改名。以後勝五郎の名は6代をかぞえる。天保10年6月24日死去。作品に「小鍛冶(こかじ)」「門傾城(かどけいせい)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android