林邑八楽(読み)リンユウハチガク

デジタル大辞泉 「林邑八楽」の意味・読み・例文・類語

りんゆう‐はちがく〔リンイフ‐〕【林×邑八楽】

奈良時代林邑からもたらされた林邑楽の8曲。蘭陵王らんりょうおう迦陵頻かりょうびん安摩あま倍臚ばいろ抜頭ばとう胡飲酒こんじゅ万秋楽まんじゅうらく菩薩

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の林邑八楽の言及

【雅楽】より

…これが雅楽寮に編入されたのは平安時代,809年(大同4)3月のことである(《令集解》《類聚三代格》)。仏哲らの伝えた楽舞は《菩薩》《迦陵頻》《抜頭》《陪臚》《万秋楽》《蘭陵王》《安摩(あま)・二ノ舞》《胡飲酒(こんじゆ)》の8曲であったとされ,〈林邑八楽〉と称する。渤海楽の初見は《続日本紀》天平12年(740)1月30日条であり,次いで749年(天平勝宝1)12月25日に東大寺で奏された。…

※「林邑八楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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