橋浦はる子(読み)はしうら はるこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋浦はる子」の解説

橋浦はる子 はしうら-はるこ

1899-1975 大正-昭和時代の社会運動家。
明治32年1月4日生まれ。橋浦泰雄,橋浦時雄の妹。大正10年近藤真柄(まがら),九津見房子らと社会主義婦人団体の赤瀾(せきらん)会を結成。同年メーデーで検挙され,新聞で報道され話題になる。戦後婦人有権者同盟や東京中野区の生活協同組合にかかわった。昭和50年2月25日死去。76歳。鳥取県出身。精華女学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の橋浦はる子の言及

【赤瀾会】より

…設立当初の会員は42人で,ほとんどが男性の社会主義者を身内にもつ女性。設立世話人は,堺真柄(さかいまがら),九津見房子,橋浦はる子,秋月静枝の4人。顧問格で山川菊栄と伊藤野枝が加わった。…

※「橋浦はる子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android