歴階(読み)レキカイ

デジタル大辞泉 「歴階」の意味・読み・例文・類語

れき‐かい【歴階】

階段一段ごとに片足ずつかけて上ること。また、急いで上ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「歴階」の意味・読み・例文・類語

れき‐かい【歴階】

〘名〙 階段の一段ごとに両足をそろえることなく、片足をかけてのぼること。転じて、急いで階をのぼること。
延喜式(927)一八「西堂昇先左足。降先右足。尽級聚足。不歴階」 〔史記‐平原君伝〕

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普及版 字通 「歴階」の読み・字形・画数・意味

【歴階】れきかい

片足ごとに一段あがる。儀礼のときは一足ずつえてあがる。〔史記、孔子世家〕(夾谷の会に)優倡侏儒、戲れを爲して(すす)む。孔子趨(はし)りてみ、階して登り、一等を盡さずして曰く、匹夫にして侯を惑(けいわく)す。罪、誅に當すと。

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