火灯口(読み)カトウグチ

デジタル大辞泉 「火灯口」の意味・読み・例文・類語

かとう‐ぐち〔クワトウ‐〕【火灯口】

壁面などに設ける火灯形出入り口。特に、茶室の出入り口の形式の一。鴨居方立ほうだてを使わず、一般には上をアーチ状に丸く塗り固めたもの。給仕口茶道口によく使われる。
歌舞伎大道具で、舞台正面の屋台に設ける火灯形の出入り口。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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