生死を離る(読み)ショウジヲハナル

デジタル大辞泉 「生死を離る」の意味・読み・例文・類語

生死しょうじはな・る

悟りを開いて煩悩を捨て、生死流転を繰り返す世界から脱する。生死ず。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生死を離る」の意味・読み・例文・類語

しょうじ【生死】 を=離(はな)る[=出(い)ず]

仏語。煩悩の迷いの境界を捨て、涅槃の悟りに達し、生死流転(るてん)を繰り返す苦界から脱する。悟りを開く。生死を解脱(げだつ)する。
発心集(1216頃か)二「此の度生死を離れて、極楽に生れんと思ふ」

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