甲斐無い(読み)カイナイ

デジタル大辞泉 「甲斐無い」の意味・読み・例文・類語

かい‐な・い〔かひ‐〕【×斐無い】

[形][文]かひな・し[ク]
何かをしただけの効き目、効果が現れない。何をしたところでどうすることもできない。むだだ。「後悔してみても、―・いことだ」
値うちがない。取るに足らない。「生きていても―・い命だ」
意気地がない。ふがいない。かいしょうがない。
「かく思ふ事は―・き心かなと我と心を恥ぢしめて」〈伽・三人法師
[派生]かいなさ[名]
[類語]駄目無駄無益無意味無効

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android