デジタル大辞泉 「無駄」の意味・読み・例文・類語 むだ【無駄/▽徒】 [名・形動]1 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「―な金を使う」「時間を―にする」2 「むだぐち」に同じ。「しゃれも―もいっかう言はず」〈滑・膝栗毛・初〉[補説]「無駄」は当て字。[類語]駄目・台無し・ふい・おじゃん・空中分解・挫折・くたびれもうけ・おしまい・わや・パンク・ぼつ・余計・余分・蛇足だそく・不必要・不要・不用・無用・無益・徒あだ・徒いたずら・徒労・不毛・無駄足・無駄骨・無駄骨折り・骨折り損・不経済・二度手間・無くもがな・あらずもがな・無にする・無になる・無に帰する・水泡に帰する・水の泡 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「無駄」の意味・読み・例文・類語 むだ【無駄・徒】 〘 名詞 〙 ( 「むな(空)」の変化とも、擬態語からともいうが未詳。「無駄」はあて字 )① ( 形動 ) 行なっただけの効果がないこと。役にたたないこと。また、そのようなことやそのさま。無益。[初出の実例]「むだともよむぞむだはむなしい心ぞいたづらの心ぞ」(出典:玉塵抄(1563)二三)「相惚は徒に焼さへ連理香」(出典:俳諧・一息(1693か))② 無用の言辞。無益なおしゃべり。むだ口。[初出の実例]「直(ぐい)の随の無多(ムダ)のと物の名も処によりて替りけり」(出典:洒落本・無量談(1771)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例