瞋怒・嗔怒(読み)しんぬ

精選版 日本国語大辞典 「瞋怒・嗔怒」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぬ【瞋怒・嗔怒】

〘名〙 (「ぬ」は「怒」の呉音) 大きく目を見開いておこること。態度に表わしておこること。しんど
私聚百因縁集(1257)四「嗔怒の相を変現して慈眼を以て衆生を視ること」

しん‐ど【瞋怒・嗔怒】

〘名〙 いかること。腹を立てること。しんぬ。
江戸繁昌記(1832‐36)五「一旦父親瞋怒、猛に譴責せられ、単身門を出づ」 〔北史‐鄭善果母崔氏伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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