石井吉次郎(読み)いしい きちじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井吉次郎」の解説

石井吉次郎 いしい-きちじろう

1872-1927 明治-大正時代の漆工芸家。
明治5年生まれ。富山工業教諭をへて,母校東京美術学校(現東京芸大)の助教授乾漆(かんしつ),彩漆絵(いろうるしえ)を得意とし,乾漆木地を応用し,陶漆・石膏(せっこう)漆器などを発明した。昭和2年2月20日死去。56歳。東京出身。号は士口など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android