礼義(読み)レイギ

デジタル大辞泉 「礼義」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぎ【礼義】

礼と義。また、人のふみ行うべき礼の道。

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精選版 日本国語大辞典 「礼義」の意味・読み・例文・類語

れい‐ぎ【礼義】

〘名〙 礼と義。また、人の行なうべき礼の道。
※続日本紀‐慶雲元年(704)七月甲申「人民豊楽、礼義敦行」
浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)夢路のこま「恩も礼義も忠孝も死ぬる身には糸瓜の皮」 〔易経‐序卦〕

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普及版 字通 「礼義」の読み・字形・画数・意味

【礼義】れいぎ

礼と義。〔礼記、礼運〕人は天地の心なり。五行の端なり。~五行以て質と爲し、禮義以てと爲し、人以て田と爲し、四靈以て畜と爲し、天地を以て本と爲す。故に物擧ぐべきなり。

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世界大百科事典(旧版)内の礼義の言及

【義】より

…ことがらの妥当性をいう。儒教では五常(仁義礼智信)のひとつとして重視され,しばしば〈仁義〉〈礼義〉と熟して使われるが,対他的,社会的行為がある一定の準則にかなっていることをいう。《礼記(らいき)》礼運篇では人の義として,父の慈,子の孝,兄の良,弟の弟(てい)(目上の者に対する従順さ),夫の義,婦の聴(聴き従う),長の恵,幼の順,君の仁,臣の忠の十義を列挙する。…

※「礼義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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