神の御面(読み)カミノミオモ

デジタル大辞泉 「神の御面」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐みおも【神の御面】

国土を神の顔に見立てて》地形
「―と継ぎ来たる中の湊ゆ舟浮けて」〈・二二〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神の御面」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 御面(みおも)

(国土を神のお顔と見立てていう) 国土の形勢
万葉(8C後)二・二二〇「玉藻よし 讚岐(さぬき)の国は〈略〉天地(あめつち) 日月と共に 足りゆかむ 神乃御面(かみノみおも)と 継ぎ来たる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android