窓の蛍(読み)マドノホタル

デジタル大辞泉 「窓の蛍」の意味・読み・例文・類語

まど‐の‐ほたる【窓の蛍】

勉学学問に励むこと。苦学することのたとえ。→蛍雪けいせつ
「―をむつび、枝の雪をならし給ふ志の」〈少女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「窓の蛍」の意味・読み・例文・類語

まど【窓】 の 蛍(ほたる)

(中国、晉の車胤(しゃいん)が蛍を集めてその光で書を読み学問に励んだという「晉書‐車胤伝」の故事から) 学問に努力すること、苦学することをたとえていう。
源氏(1001‐14頃)乙女「まどのほたるをむつび、枝の雪をならし給ふ」

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