繁霜(読み)はんそう

精選版 日本国語大辞典 「繁霜」の意味・読み・例文・類語

はん‐そう ‥サウ【繁霜】

〘名〙
① 厚くおりた霜。厳霜。
三国伝記(1407‐46頃か)一二百卉尽くに零て残菊纔に繁霜の後に開たり」 〔詩経小雅正月
② まっ白な髪のたとえ。
吾妻鏡‐文治五年(1189)九月一五日「俊衡齢已及六旬。頭亦剃繁霜」 〔杜甫登高

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普及版 字通 「繁霜」の読み・字形・画数・意味

【繁霜】はんそう(さう)

多く霜が降りる。〔詩、小雅、正月〕正霜あり 我が心憂傷す

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