美奈和集(読み)ミナワシュウ

デジタル大辞泉 「美奈和集」の意味・読み・例文・類語

みなわしゅう〔みなわシフ〕【美奈和集】

森鴎外の作品集。明治25年(1892)刊。小説うたかたの記」「舞姫」「文づかひ」などを収める。のち「水沫みなわ集」と改題

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「美奈和集」の意味・読み・例文・類語

みなわしゅう みなわシフ【美奈和集】

詩文集。森鴎外訳、著。明治二五年(一八九二)刊。創作「舞姫」「うたかたの記」「文づかひ」三編ほか、「しがらみ草紙」「国民之友」に発表した翻訳詩集「於母影」を載せ、ヨーロッパ文学を紹介し日本文学新風を送り込んだ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android