脈が上がる(読み)ミャクガアガル

デジタル大辞泉 「脈が上がる」の意味・読み・例文・類語

みゃくが・る

脈拍が絶える。死ぬ。
見込みがなくなる。希望が絶える。
「六十ぢゃあ―・ったよのう」〈滑・浮世風呂・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脈が上がる」の意味・読み・例文・類語

みゃく【脈】 が 上(あ)がる

脈搏が絶える。死ぬ。脈が切れる。
浮世草子好色五人女(1686)五「其身はたちまち脈あがりて誠のわかれとなりぬ」
前途の見込みがなくなる。望みが絶える。脈が切れる。
浄瑠璃伊賀越乗掛合羽(1777)長町宿屋に磨立た珠の貞心「ハア是非に及ばぬ、脈(ミャク)は上った」

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