腰取(読み)コシトリ

デジタル大辞泉 「腰取」の意味・読み・例文・類語

こし‐とり【腰取】

よろいおどしの一。しころや袖の中間の板、胴と草摺くさずりとの中間部などを、他の部分と色を変えておどしたもの。腰取威。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰取」の意味・読み・例文・類語

こし‐とり【腰取】

〘名〙 鎧(よろい)の威(おどし)一種。錣(しころ)と袖の中の板、衡胴(かぶきどう)の胴尻を、他と色を変えて威したもの。
尺素往来(1439‐64)「逆剪草(おもたか)肩白、斉濃(すそご)、或取妻、或取腰」

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