…当時の胴丸は胴に蝶番(ちようつがい)を入れたりして当世化しているが,なお中世のなごりをとどめて伸縮のよい畳み胴であった。しかしこれでは鑓だまりになり鋭い衝撃にはたえられないので,まず腹部に当たる衡胴(かぶきどう)の部分の足がきをとめた縦胴とし,革の肩上(わたがみ)(綿嚙)を鉄にかえた。さらに胸の鞐(こはぜ)をかける高紐を背の押付(おしつけ)から出して肩上にそってかけ通しとし,肩上の下に肩当ての小鰭(こひれ)を設け,背だめを入れた。…
…胴の前後を覆って,右脇で深く引き合わせ,裾に8枚の草摺(くさずり)を付属する。札(さね)とよぶ牛の撓革(いためがわ)または鉄の小片を横につらねてつづり合わせ,さらに縦に胴まわりを衡胴(かぶきどう)といって4段,立挙(たてあげ)といって正面上部の胸板につづく2段と背面上部の押付(おしつけ)につづく3段,草摺を5段,それぞれ革緒や糸の組緒で札を1枚ずつ細かに威(おど)しつけるのを常とする。草摺を8枚に分けているのは歩行しやすいためであり,13世紀末ころまでは,もっぱら歩兵用として兵卒の間に用いられた。…
…大鎧の形状は鉄薄板金や革を長方形に切断した小札(こざね)のはしを革で重ね,横に並列してからんだ小札板を,韋(なめしがわ)あるいは組糸で1段1段上下につづりあわせて形成する。立挙(たてあげ)が前2段,後ろは押付板(おつつけのいた),逆(さか)板,三の板の3段とし,衡胴(かぶきどう)(長側(ながかわ))すなわち胴回りは4段にして正面,射向(いむけ)(左脇),背面とつらなり,右脇の引合せの闕(あき)に別に壺板(つぼいた)に蝙蝠付(こうもりづけ)をもって草摺(くさずり)を垂れた脇楯(わいだて)をあてる。胴の正面には弦走韋(つるばしりのかわ)を張る。…
※「衡胴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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