デジタル大辞泉 「肩白」の意味・読み・例文・類語 かた‐じろ【肩白】 鎧よろいの威毛おどしげの一つで、肩取かたどり威の一。袖の上段、立挙たてあげや錏しころの上段を白色で、他を別の色で威したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「肩白」の意味・読み・例文・類語 かた‐じろ【肩白】 〘 名詞 〙 威毛(おどしげ)の一つで、肩取威(かたとりおどし)の一種。鎧の袖の上段、立挙(たてあげ)や𩊱(しころ)の上段を白く、他を別の色で威したもの。赤威肩白、紫威肩白などがある。肩白威。[初出の実例]「真田はあしげなる馬に乗たりつるが、かたしろの鎧に裾金物打て白き母衣かけたりつるぞ」(出典:長門本平家(13C前)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例