自然木(読み)シゼンボク

デジタル大辞泉 「自然木」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐ぼく【自然木】

人間の栽培したものでなく、山野に自生している樹木
加工してない木材

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自然木」の意味・読み・例文・類語

じねん‐ぼく【自然木】

〘名〙 野生している樹木。また、自然のままで加工していない木材。しぜんぼく。じねんもく。
硝子戸の中(1915)〈夏目漱石二五「上から洩ってくる雫が自然木(ジネンボク)の柄を伝はって、私の手を濡し始めた」

しぜん‐ぼく【自然木】

〘名〙 栽培した樹木でなく、自然のまま野山に育った樹木。また、自然のままで加工してない木材。じねんぼく。
※或る朝(1908)〈志賀直哉〉「伊香保から買って来た自然木(シゼンボク)やくざな筆である」

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