臭物(読み)クサモノ

デジタル大辞泉 「臭物」の意味・読み・例文・類語

くさ‐もの【臭物】

ねぎにらひるなどをいう女房詞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「臭物」の意味・読み・例文・類語

くさ‐もの【臭物】

〘名〙
① 葱(ねぎ)、韮(にら)、蒜(ひる)などをいう女房詞。〔東大本女中詞(旧黒川家蔵)(17C)〕
② 怪しいもの。まがいもの。
咄本・諺臍の宿替(19C中)九「古赤銅の香炉金作(づくり)太刀かとおもふたら、こいつはどふやら臭物(クサモノ)じゃ」

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