船外機艇(読み)せんがいきてい

百科事典マイペディア 「船外機艇」の意味・わかりやすい解説

船外機艇【せんがいきてい】

エンジンプロペラ一体として船尾に装備し(船外機),取りはずし自由にした小型モーターボート。舵(かじ)をもたず機関部と推進部,または推進部だけの方向を変えて操舵する。機関は1〜150馬力程度でおもに2サイクルガソリンエンジンが用いられ,浅喫水艇で,競走用,漁業用,レジャー用,救命用などがある。
→関連項目ハイドロプレーン

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改訂新版 世界大百科事典 「船外機艇」の意味・わかりやすい解説

船外機艇 (せんがいきてい)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「船外機艇」の意味・わかりやすい解説

船外機艇
せんがいきてい
outboard motorboat

取りはずし式の機関 (船外機) をつけている船。普通の船は船内に機関を据付けている。

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世界大百科事典(旧版)内の船外機艇の言及

【モーターボート】より


[エンジン]
 エンジンおよび推進装置の配置により,船外機(アウトボードエンジン),船内外機(インボード・アウトドライブエンジン)と船内機関(インボードエンジン)の3種に大別される(図2)。船外機は長さ6m以下クラスの小型ボートに多く用いられ(この形式のモーターボートを船外機艇ともいう),船体船尾部の外側に取り付けられる。2サイクルガソリンエンジンを用いるのがふつうで,エンジンの下部にドライブ機構が装着されており,船外機全体を回転させることにより船を旋回させる。…

※「船外機艇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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