喫水/吃水(読み)キッスイ

百科事典マイペディアの解説

喫水【きっすい】

船の水面以下に沈んでいる深さ,すなわち船体中央のキール底面から水面までの垂直長さ。一般に船の積荷を増せば喫水は深くなるが,危険が増すため法規により満載喫水線を定めてある。船種,季節,海域により異なるが,それぞれの場合の最大喫水を満載喫水線標で明示する。
→関連項目乾玄機帆船水中翼船船外機艇船舶トン数造船トリム(船舶)プロペラ船

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世界大百科事典 第2版の解説

きっすい【喫水 draft】

船において,水面から船底の最深部までの垂直距離をいう。船の水面下に沈んでいる部分の深さであるが,これはまた水面下の部分の容積を示すものさしともなる。すなわち浮いている物体の水面下の容積と同容積の水の重量は,その物体の重量と等しいから,喫水の値を基に船の重量(排水量)を求めることができる。積荷を積載すればその重量に相当する分だけ喫水は増加し,燃料を消費すれば喫水は減少する。また船が海から河川に入ると,海水と淡水の比重差によって喫水が増加する。

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世界大百科事典内の喫水/吃水の言及

【紡績】より

…(6)ダブリングdoubling スライバーを均整にするため多数のスライバーをいっしょにして引き伸ばし,元の太さと同程度のスライバーを作るが,多数のスライバーをいっしょにすることをダブリングという。(7)ドラフトdraft スライバーその他の繊維束を上下1対のローラーの間,その他の方法で引き伸ばして細くすること。初めのローラー表面速度(供給繊維の速度)をv1,最後のローラー表面速度(出口での繊維速度)をv2としたとき,v2/v1をドラフト比または単にドラフトと呼ぶ。…

※「喫水/吃水」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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