角物(読み)カクモノ

デジタル大辞泉 「角物」の意味・読み・例文・類語

かく‐もの【角物】

切断面が四角な木材角材

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角物」の意味・読み・例文・類語

かく‐もの【角物】

〘名〙
断面を四角に切り整えた木材。
※俳諧・引導集(1684)「しゃくせん檀の角物平物 鴟口をふりさけ行は恋の道〈西鶴〉」
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)序幕「角物(カクモノ)で打廻したる牢屋」
芝居で、小屋の一枡(ひとます)分の人数で連れ立って見物に来る客のことを出方(でかた)仲間でいう。

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