調子者(読み)チョウシモノ

デジタル大辞泉 「調子者」の意味・読み・例文・類語

ちょうし‐もの〔テウシ‐〕【調子者】

多く「お調子者」の形で用いる)
おだてに乗って勢いづいたり、得意になったりする人。調子に乗って軽はずみなことをする人。「お調子者でだまされやすい」
いい加減に相手と調子を合わせる人。「主体性のない調子者
[類語]お天気屋三日坊主慌て者先走りおっちょこちょいそそっかしい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「調子者」の意味・読み・例文・類語

ちょうし‐もの テウシ‥【調子者】

〘名〙
① ほめられたりすると、すぐに得意になって勢いづく人。軽々しく調子に乗る人。おさきもの。
※雑俳・水加減(1817)「御頼申す・調子者そやすちんづきや」
② 無責任に相手と調子を合わせる人。→御調子者(おちょうしもの)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android