三日坊主(読み)ミッカボウズ

デジタル大辞泉 「三日坊主」の意味・読み・例文・類語

みっか‐ぼうず〔‐バウズ〕【三日坊主】

物事に飽きやすく、長続きしないこと。また、その人。「日記付けも三日坊主に終わる」
[類語]お天気屋調子者慌て者飽きっぽい移り気多情浮気気まぐれむら気むら飽き性気移りお天気気が多い熱し易く冷め易いファディッシュファディズム気儘きまま物好き酔狂放恣ほうし放縦放埒ほうらつ放逸奔放無軌道勝手次第好き勝手ほしいまま

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精選版 日本国語大辞典 「三日坊主」の意味・読み・例文・類語

みっか‐ぼうず‥バウズ【三日坊主】

  1. 〘 名詞 〙 あきやすくて、何をしても長続きしないこと。また、その人をあざけっていう語。
    1. [初出の実例]「月頭それるは三日坊主かな〈貞則〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一〇)

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ことわざを知る辞典 「三日坊主」の解説

三日坊主

何か新しいことをやり始めても飽きやすかったり、辛抱しきれなくて長続きしないことのたとえ。また、飽きっぽい人のたとえ。

[使用例] 彼の大抱負を聞いて喜ぶとともに、また一面においては、ハラハラして、とにかくまあ、三日坊主ではなく、飽かずに気長にやって下さい、からだには充分に気をつけて[太宰治佳日|1944]

[解説] 発心して仏門に入っても、修業に三日と耐えられず寺を出てしまう僧侶をたとえに用いた。厳しい批判ですが、どこか憎めないユーモアが感じられます。

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四字熟語を知る辞典 「三日坊主」の解説

三日坊主

あきやすくて、何をしても長続きしないこと。また、その人をあざけっていう語。

[使用例] このあとずっとこんにちに至るまで習いごとのすべては三日坊主の連続だった[宮尾登美子記憶断片|1996]

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