デジタル大辞泉 「貶黜」の意味・読み・例文・類語 へん‐ちつ【×貶×黜】 ［名］(スル)「へんちゅつ（貶黜）」の慣用読み。「此年前さきに―せられた抽斎の次男矢嶋優善は」〈鴎外・渋江抽斎〉 へん‐ちゅつ【×貶×黜】 ［名］(スル)官位を下げて、しりぞけること。貶斥へんせき。へんちつ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「貶黜」の意味・読み・例文・類語 へん‐ちゅつ【貶黜】 〘名〙 官位を下げて、しりぞけること。貶斥(へんせき)。へんちつ。※続日本紀‐神亀四年（727）二月甲子「其悪者随レ状貶黜」 〔後漢書‐馮衍伝〕 へん‐ちつ【貶黜】 〘名〙 「へんちゅつ（貶黜）」の慣用読み。〔新撰字解（1872）〕※渋江抽斎（1916）〈森鴎外〉五一「此年前に貶黜(ヘンチツ)せられた抽斎の次男矢島優善は」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「貶黜」の読み・字形・画数・意味 【貶黜】へんちゆつ 官位をさげる。〔漢書、宣元六王、淮陽憲王欽伝〕故事、侯王、罪を京師にば、罪惡輕重にして、縱(たと)ひ誅に伏せざるも、必ず貶黜の罪をる。未だ但(た)だ已(や)むらざるなり。字通「貶」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
ば、罪惡輕重にして、縱(たと)ひ誅に伏せざるも、必ず
貶黜の罪を
る。未だ但(た)だ已(や)む
らざるなり。