京師(読み)ケイシ

デジタル大辞泉 「京師」の意味・読み・例文・類語

けい‐し【京師】

《「京」は大、「師」は衆で、多くの人たちの集まる所の意》みやこ帝都
遠く―を離れていたので」〈鴎外魚玄機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「京師」の意味・読み・例文・類語

けい‐し【京師】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「京」は大、「師」は衆。大衆の居住する所の意 ) みやこ。帝都。
    1. [初出の実例]「亦有京師、帝王為居」(出典:続日本紀‐神亀元年(724)一一月甲子)
    2. [その他の文献]〔詩経‐曹風・下泉〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「京師」の読み・字形・画数・意味

【京師】けいし

みやこ。〔公羊伝、桓九年〕京師とは何ぞ、天子の居なり。京とは何ぞ、大なり。師とは何ぞ、衆なり。天子の居は、必ず衆大の辭を以て之れを言ふ。

字通「京」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android