車いすバスケットボール(読み)くるまいすばすけっとぼーる(英語表記)wheelchair basketball

知恵蔵 「車いすバスケットボール」の解説

車いすバスケットボール

障害者スポーツの中で最も人気のある競技の1つ。1960年に日本に紹介された。選手は車いすを2回プッシュしたらドリブルをしなくてはならないが、その後また2回プッシュできる。一部を除きルールコートの広さやゴールの高さは一般のバスケットボールと同じ。ゲーム展開の速さ、攻守のせめぎ合い、セットプレーなど見所は多い。選手には障害の程度により1点から4.5点までの持ち点が与えられる。障害の重い人ほど持ち点は少なく、コート上でプレーする5人の持ち点の合計は14点以下でなければならない。2006年度現在、国内では91チーム(うち女子6チーム)が活動している。

(藤田紀昭 日本福祉大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「車いすバスケットボール」の意味・わかりやすい解説

車いすバスケットボール
くるまいすばすけっとぼーる

バスケットボール

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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